コロンビアコーヒー
コロンビアコーヒーの美味しさは日本でも有名ですね。とくにコロンビアを代表する銘柄、エメラルドマウンテンは香りだけでもしあわせな気持ちになれるくらいの逸品です。
そんなエメラルドマウンテン、日本では100gで1000〜2000円もする高級品。
コロンビアに来たらきっと日本よりお安く飲めるはず!と楽しみにしていました。
が、実際には...お店に行ってもエメラルドマウンテンが無い!コーヒーショップにも、スーパーマーケットにも、食料品店にもどこにもありません。
一体どうなってるのか調べてみると、エメラルドマウンテンはコーヒー豆の種類ではなく、コロンビア国内の限られた産地で一年に採れた豆のうち、上位数パーセントにつけられる称号だったのです。
その量、わずか3〜5%!ほんの一握りの貴重な豆だったんですね。
もともと美味しい産地の豆から選りすぐられたコーヒー豆の王様...それは美味しいはずですよね。
そんなわけで、エメラルドマウンテンにはありつけませんでしたが、コロンビアの人々はみんなコーヒー大好きで、町にはいたるところにカフェ、スーパーには驚くほどたくさんの種類のコーヒーが並んでいます。
朝はもちろん、夕方4時ごろのティータイムにはコーヒーとしっかりめなパンやケーキなどのオヤツをいただきます。
ティータイムのコーヒーはお家かカフェ、移動販売の売り子さんから買って飲む温かいもの。日本のような缶コーヒーは見たことがありません。
コロンビア人が缶に入ったコーヒーを見たらびっくりすると思います。
コロンビア人が好きなコーヒーは「ティント」と呼ばれるブラックコーヒー。これに自分好みの量のお砂糖を入れるのが一般的。ミルクを入れるのは少数派な気がします。
ティントはインクという意味のスペイン語で、コロンビア以外のラテン諸国では赤ワインのことを指します。でもたしかにブラックコーヒーもインクのようようですよね。
次回はコーヒーのお供のおやつ達を紹介したいと思います。