フライドチキンてんこ盛り

コロンビアのファーストフードNo1はなんといってもフライドチキン！

日本でイメージするようなころものついたフライドチキンもありますが、一番人気なのはPIO-PIOのジューシーチキン。特製のタレに漬け込まれたチキンを一度グリルし、すでに美味しいものをさらに素揚げにした激ウマの一品。味、香り、パリっとジューシーな食感がパーフェクト。

基本のセットはチキン、コンソメスープ、トマトのサラダ、白ご飯。これになぜかポテトチップスがついてきます。

コンソメスープがちょっとクセモノで、魚の赤出汁のように鶏さんのアラが入っています。

レバーや心臓部はともかく、クビやスネ、もみじのような足先もそのままの形でぷかぷか浮いているので初めて食べた時は衝撃的でした。

でもどれも丁寧に下処理されているので、スープは臭みもなくとっても美味しいです。地元の人たちはクビも、ぷるんぷるんに煮えた足先も骨をポロポロ出しながらキレイに食べています。

トマトサラダと白ご飯もコロンビア風で、サラダは超ミジン切りにされたトマトとタマネギがひたひたの甘酸っぱいドレッシングに漬かっています。一見、サラダというよりメキシコ料理のサルサのよう。刻んだコリアンダーもたっぷりでいい香り。

ご飯にかけて食べます。

その白ご飯も、コロンビアでは油と塩で味付けされているので、具の無いチャーハンといった感じです。PIO-PIOのご飯はさらにチキンエキスで味付けされているのか、他の飲食店で出されるものとは全く違う美味しさ。コロンビアでの昼食セットは日本の2〜3人前くらいのボリュームがあるので、外食するときはご飯無しにしてもらうのですがPIO-PIOの白ご飯は美味し過ぎるので、必ずいただきます。